言うほどのことでもない

結構大切なことのような気もする

52歩

 四千頭身オールナイトニッポンゼロが終わった。初回から最終回まで聴いた番組は初めてだ。

 めちゃくちゃ好きな芸人がオールナイトニッポンゼロのレギュラーやるというのはこの上なく名誉で喜ばしいことだし、オタク人生の中でも何回もあることではないだろう。レギュラー決定のしらせを聞いたときは大はしゃぎした。これと四千ミルクを聴くためにradikoプレミアムに加入した。

 木曜日の深夜、妙に浮かれたテンションで聴く学生ノリのバカバカしいラジオは私の癒しであり、楽しみだった。リスナーと彼らの距離が近くて微笑ましかった。喧嘩したり、グダグダすぎて怒られたり、リフティング中継をしたり、ナイチンゲールダンスと魔人無骨が来てコロッケを食べながら漫才をしたり、パンサーが来て尾形さんがリスナーから罵られたり、ハナコの菊田さんが電話出演して出禁になったり、後藤さんがひらがなよんせんになったり、バシくんが童貞をバラされたり、ネタパレのAPが来たり、ホリケンさんが来たり、岡村さんがちょくちょく乱入したりと、書ききれないほどにたくさんの出来事があった52回だった。あげく最終回でバシくんはつづちゃんにファーストキスをうばわれた。おめでとう。サラッと書いたけど後藤・石橋喧嘩回はなんでか分からないけど聴いた後めちゃくちゃ凹んだ。と言いつつたまに頭の中で反芻してしまうが。

 52回の放送内でコーナーが生まれては消えた。最初は滝と恋という、考えるのがクソむずいコーナーしかなかったよな。最短で閉店したジャズバー。めちゃくちゃメールきてたらしい。それでいうと変なタイミングで誕生したにもかかわらずギャンは長命だった。「花の名」と「話がしたいよ」を聴くと思い出すようになるでしょう。採用されて嬉しかったことも。なんだよギャン勃起つづチンコbotって。朝顔だぞ。そういやバシくんが育ててた朝顔元気かな……。

 その一方で、四千ミルクが2年目に突入する。大変喜ばしい。嬉しい。ミルクもゼロも共通して学生のおしゃべりのようなゆるい空気感はあるが、ミルクも雰囲気のいラジオなので聴いてほしい…ツイキャスで聴けますし。彼らは「一緒に大人になっていける」貴重な存在なので、ラジオでその様子を耳にできるのはとてもわくわくするし、これからもわくわくしたい。